年内最後の、そして平成最後の更新になると思います。
先日、支部研修に出てきました。テーマが事務所経営でしたので、もう少し若い先生が多いかと思ったのですが、士業もそれだけでは食えない世の中ですから、思っていたほど若い先生が見当たりませんでした。
細かい話は抜きにしますが、500万円稼ごうとしたら1500万円の売上が必要、という意見には賛同しました。多くは人件費・家賃などの固定費がかかるわけでして。、独立事務所を持っていこうとするなら、よほど『太い』客や仕事が必要なわけです。
子供の学費を稼がねばならないとか、そういう必要性があれば自分の良心には蓋をして、血眼になって仕事を探し、1円でも多い稼ぎを目ざすのは人として当然でしょう。私はそれを否定するものではありません。自分も最初はそうでしたから。
ただ、人生においてカネが自分の生活を満たす最低限度あればよくなると、「足りる以上」を求める気が急速に薄れてきました。その意味で昨年からはあまりゼニにならないような仕事でも、喜んでいただけるならば、お引き受けするようにしました。
そうした経済状況の変化のほかにも理由がありまして、もう一つは私の病気のせいです。開業時、足の難治性潰瘍で1年ほど棒に振りましたが、今度は内臓系の病気で来年はまた入院しなければならないようなのです。
13歳で父親を亡くした私にとっては子供が成人するまで生きていることが親、特に父親としての最大の責任と思って生きていましたので、もう責任は果たした気になっています。あとは他人のために何かをし続けることで子孫のために徳を積めばいいと思っているのです。
そんなわけで、最近は積極的な営業活動をほとんどしていませんし、これからも縁あってきたと思われる仕事をしようと。
平成の30年は元年に今の妻と結婚したことから始まりました。そこから約20年間は、教師としての仕事も一番脂ののった時期でしたし、夏期合宿では伝説となっている授業をしていました。当時の教え子の多くは親となり、人の営みの連続性を感じる日々です。この平成という時代が、振り返ると自分の人生にとって重要な年月であったということにようやく気付いた次第です。
わが病気のことを考えつつ、自分の命に執着はないのですが、せめて来年結婚30周年の旅行ぐらいはしておこうか、なんて年末に考えている次第です。