今年最後の更新となります。今年は穏やかに終えられるかと思っていましたが、なかなか思うようにはいきませんね。
世間では仕事納めですが、出稼ぎのほうは大晦日まで「正月特訓」ということで授業があります。今年は地元の塾での出講がありませんので、3が日を休めるので年末は従来の内容を大きく変えようとしています。
どんな仕事でもそうでしょうが、長年やっていると「力の抜きどころ」とか「息の入れどころ」がわかってきます。それは「ベテラン」と呼ばれる者の特徴でありますが、それを少し間違えて、同じことを繰り返すだけのroutine化を招くことがあります。
例にもれず、受験業界でも、同じ教材を何年も繰り返し同じ教師がやっていても、しばらくは維持できますが、やがて急速に支持を失っていき、滅びへの道を歩んでいく、という例が多々あります。(何年も浪人していると毎年同じ冗談を聞かされるといった笑い話と同じです)
このことは、やっている側は気がつかないものなのです。でも、坂道を転げ落ち始めると止められず、谷底に到達してもまだ原因がわからない人も多いのです。
そんなわけで、私も、30年以上やって慣れ親しみ、好きな仕事でもある「受験英語屋」の仕事内容を更新し続けなければと思い、本業の傍ら、日々努力しているのです。
そりゃ、同じことを続けているほうが楽だし、本業と違って、あと十年単位で続けられるものではないから、今あるものを使ってもそうそう非難は受けないでしょう。でも、相手をする人格(=生徒)は毎年違うわけですし、それを同じ尺度で教えるなんていうのは傲慢というか、教師、いや人として間違っていると思うのです。
そんなわけで、毎年少しずつ変えてきた正月特訓ですが、今年はさらに大きく変えて、「派生語747」「パターン表現666」といった「ヘビー級」教材を作って授業をします。
いい歳をして「ドS」「体力まかせ」の授業をやるのはいかがなものかと思うものの、ゼニをもらって仕事をする者の矜持というのは、職業に関係なく、こんなところにもあるのではないかと思う年末なのです。
最期になりますが、私はいまや若者の中では絶滅危惧種になっている元日生まれでして、「また年とるのかよ(-_-;)」と思う年末です。
皆さま、よいお年をお迎えください。そして死ぬまで「一歩前へ」進んでいきましょう。