許認可業務に関連する業務というか、付随業務というか、「書類書いてオシマイ」以降のアフターケアとしてこんなことも始めています。
このところずっと続いている金融緩和で市中の銀行には金が余りきっているにもかかわらず。企業融資は思ったほど進んでいません。貸すほうも不良債権になっては困るし(バブル崩壊以降、金融庁の指導が厳しくなったのもありますが)、借りるほうもこう不景気では設備投資をする勇気もなく、業績がよくてもひたすら利益剰余金を貯めこんで融資を受ける必要がないのです。
だから市中にカネが回らず、最近では不動産への融資ばかり増えて、バブル再開かと懸念されているという記事も目にするようになりました。
ところが、中小企業は今を守るだけでは生き残れないので、資金需要はそれなりにあるのですが、決算書がきちんと作っていなかったり、事業計画書が上手に作れなかったりと、さまざまな「障壁」があるのです。
自分も開業時に資金借り入れをした経験や、追加融資を断られた経験(これは黒歴史になりますが)がありまして、こうした経験を少しでも活かしてお役に立てればと考えているのです。
だいたい、ある程度の事業実績があれば(開業時はなくても融資してくれる公的なものを使いましたが)銀行もそんなに冷たい扱いをすることもありませんし、(特に地元密着型の信用金庫は親切に対応してくれる)ある程度目安がつけば行内の稟議にかけられるような書類作成も親切に教えてくれるところも多くなってきました。
それでも事業計画書などを文章化するのが苦手だったり、時間がない経営者のために一緒に作成してあげたり、融資窓口に一緒についていったりする仕事もやっています。
長くおつきあいいただけるのであれば、日当程度で済ませますし、融資が受けられたらその額の何%かを報酬としてよこせといったことはしません。(そんなことしたら、高金利で借りたことと同じことになるのでアホらしいですよ)
東京会ではいくつかの信用金庫と協定を結び、行政書士会経由では早く処理をしてくれるよう取り計らってくれるようにするということで、事業を承継された若い経営者の助けにもなれそうです。
ちなみに、自分の書いた事業計画書は病気のため見事に画餅となりましたが、いま読み直すと、開業時の意気込みが感じられ、なんか、妙に自分が士業ずれしてきたなと感じるのです。