いわゆる「空家問題」といって誰も住む人がいなくなった家が問題になっています。
更地にするのに百万単位でカネがかかるし、更地にしたらしたで固定資産税は跳ね上がるし、家を持っていてもロクでもないことになるのです。右から左へと簡単にうれるものではないですしね。
だから空家のまま放置している相続人の気持ちもわからんではないのです。(実家も将来そうなりそうなんで)でも、家というのは人が住まなくなると、急速に傷んでくるのは、母が施設に入所したあとの実家をみてもそう思うのです。
その一方で、貧困やDV、また離婚を理由に住むところに困る方々も増えています。(というか、母子・父子家庭がこんなに多くなっているとは「三丁目の夕日」=昭和世代の私には少々衝撃でした)
現在空家になっているところは昔の住宅地ですから、小中学校も近くにあるところが多く(統廃合されたところもあるでしょうが)子供を育てる環境的にはそんなにひどい場所ではないのです。
片や子供を抱えて住まいに窮している人がいて、片や住む人がいなくて廃墟になる家がある。これをマッチングできないかというのが私の夢というか妄想というか…。
ただ、ここに従来の不動産屋を介入させると面倒なことになるのです。現在の法制度はこうした事態を予測していませんから、借地借家法を硬直的に適用しようとします。ですから、貸すと返ってこないとか、修繕費用が負担になるとか、さまざまな理由から(これも多くは仕事を失いたくない不動産業界が流したものではないかと邪推しているのですが)貸し手が二の足をふむことになります。
でも、よく考えてください。所有者はどうせ住まないのでしょ?管理費は要らないし、敷金・礼金不要。家賃も相場の半額以下もしくは3分の1まで安くするから、庭の手入れ、雨漏り、構造物の簡単な修理は賃借人に負担してもらえばいいじゃないですか。心配だったら契約書を公正証書にすればいいし。
細かいところは(法務上も)詰めなければならないところが多いのですが、こうしたことがほぼ無料でできるマッチングサイトというか、そういう場所を作ってみたいんです。
親、ご先祖が残したものを自分が人助けの役に立てられるとなれば、あの世でご先祖にも顔が立つというものでしょう。greedyなだけの老人は、死んだあと、だれも墓参りに来てくれませんぜ。