昨日はある業務のため、あ客様と某市にある公証人役場に行ってきました。

ここの公証人役場は私が開業して始めての公正証書遺言を作成した場所でして、以来、公証人役場として、どういうわけか地元の公証人役場より利用する機会が多くあります。

それに、ここは私が前職で最後に勤めた勤務場所と同じビルにありまして、そこの責任者と職員には私の元部下が何人かいます。縁を切った職場なので、個々人とは親しくても、今さら顔を出すこともありませんし、未練がましく行かないのが独立した者の矜持というものです。

さて、公証人役場をあちこち訪れて時々思うのは、公証人より、その事務職員の優秀さです。ひとつの公証人役場には公証人がひとりしかいないことも多く、公証人が多忙なときには窓口に来た方の応対もするのですが、実に実務に詳しい方がいます。

当然といえば当然なのでしょうが、こちらがどうしようか迷う時にも、適切なアドバイスをもらえることがあります。かなり勉強されているんだろうなと思いますので、(公証人は元法曹だった方が多いのですが)こういう方々は一体ナニをしていたんだろうなんて思いを巡らすことがあるのです。

ある人がこんなことを行っていました。「自分の専門分野の本を毎日1時間読んでみなさい。そうすれば月に2~3冊、年に30冊は読めます。それを3年続けたら90冊読んだことになり、その時、あなたはその分野のエキスパートになっているはずです」

確かに数字だけは…と思うかもしれませんが、ひとつの分野に100冊近くの本を読むことはまずないのではないでしょうか。、

そう思うと、日々の仕事の中でも、その中で覚えていったものは自分をエキスパートにする原動力になるのですしょう。公証人役場の事務員の方々もそうやってエキスパート化していくのでしょう。

考えれば、3年というのは私の歳でも、遅くはないよな…。