私はある程度の距離タクシーに乗るときには運転手さんと世間話をするのを楽しみにしています。そんなあるときのこと。
私より年齢が少し上の方でしょうか、子供の話になりまして、運転手さん曰く、娘二人が嫁いで自分の人生振り返ると、子供を育てるのに四苦八苦して生きてきたんで、女房に今度生まれるときは子供がいない生活もいいかなと言ったら、「それは寂しい」と言われた。子育てというのは女のほうが大変なのに、よく分かんねえなと思ったんですよ。
そう、私も次男の就職が決まって、我が身を振り返ると、子供がいたから我慢してきたこともたくさんありまして、最近、もし、子供がいなかったらどんな人生を歩んできたんだろうなんて思うこともあります。
でも、変えられない過去をifで考えても、あまり生産的ではありませんので、そうした思いを打ち消すようにしています。
ただ、思うのは人生とは二股に別れた道の選択の歴史で、その結果には是非もないということです。
親は子を、子は親を選べませんが、前世の因縁なんてことを考えれば、この人生も修行みたいなものかと思うのです。
運転手さんの話を聞きながら、ふと思ったのは、「生まれ変わったら子供のない生活を」と言っていることはまた同じ女性と結婚する気でいるんだと。
この無意識の愛妻家ぶりに、ナンか心の隅っこに温かいものを感じたのであります。
私より年齢が少し上の方でしょうか、子供の話になりまして、運転手さん曰く、娘二人が嫁いで自分の人生振り返ると、子供を育てるのに四苦八苦して生きてきたんで、女房に今度生まれるときは子供がいない生活もいいかなと言ったら、「それは寂しい」と言われた。子育てというのは女のほうが大変なのに、よく分かんねえなと思ったんですよ。
そう、私も次男の就職が決まって、我が身を振り返ると、子供がいたから我慢してきたこともたくさんありまして、最近、もし、子供がいなかったらどんな人生を歩んできたんだろうなんて思うこともあります。
でも、変えられない過去をifで考えても、あまり生産的ではありませんので、そうした思いを打ち消すようにしています。
ただ、思うのは人生とは二股に別れた道の選択の歴史で、その結果には是非もないということです。
親は子を、子は親を選べませんが、前世の因縁なんてことを考えれば、この人生も修行みたいなものかと思うのです。
運転手さんの話を聞きながら、ふと思ったのは、「生まれ変わったら子供のない生活を」と言っていることはまた同じ女性と結婚する気でいるんだと。
この無意識の愛妻家ぶりに、ナンか心の隅っこに温かいものを感じたのであります。