お客様の都合に合わせて仕事をしていますと、自然消滅してしまう仕事が時々あります。開業魔もない頃は結構焦りましたが、最近はお客様自身の決意が結局腹に落ちていなかったということが多いことがわかりました。

よく起業して成功するのは1割程度と言われますが、本気で決断して行動を起こしている人は半分ぐらいでしょうか。お話を伺っていても本気でやる気があるのだろうか、と思うこともしばしばあります。

決意が途中で萎えてしまうことは私もありますから、一概に悪いと言えませんし、やる気を失ったものにヤレヤレと急かすのも意味がありません。だからといってハイさようなら、と突き放すのもいかがなものかと思うのです。

相談から半年以上経ってようやく動き出す方もいますし、私もやる限りは成功していただきたいので、じっくり考えましょう、ということにしています。

ただ、落とした生徒をいつまでも忘れないように、自然消滅したお客様のこともなかなか忘れられないものもあります。特に家庭の事情とかで無期延期になってしまった方などは、どうしているだろうかと、ふと思い出すこともあります。

過ぎゆくものは次々と忘れていかなければならないのでしょうが、私には心に刺さった刺のようになかなか消し去ることができないでいます。

最近、とみにその疼きを感じるのは歳をとったせいでしょうか。