バイク(原動機付自転車)の名義変更はやってくれますかというお問い合わせをいただきました。最初は「へっ?」と思ったのですが、この手続きは警察署とちがって市役所でしかも手数料無料でできる手続きです。

ですから、一瞬ナニを聞かれているのかと思いを巡らせたのですが、たぶん想像するに、自分がくのが面倒なのではないかと。たしかに、以前、車庫証明を警察に受領に行ってくれというだけの依頼はあったことがありますけど、依頼人はディーラーさんでして、どうせ料金はお客さんから手数料という形でとっているでしょうから引き受けるに罪悪感はなかったのですが、今回はお断りすることにしました。

行くのが面倒なだけならともかく、書類が整わないことが多いのです。八王子市の場合には以下の書類が必要になりますが(市のサイトから引用。だいたいどこも同じでしょうけど)、6を紛失している方が多く(特に学生)意外に手間取ることも多いのです。

1.標識交付申請書(窓口にあります)
2.廃車申告書(窓口にあります)
(注)他市ナンバーからの譲渡の場合は必要ありません。
3.登録する方(新所有者)の印鑑
4.譲渡証明書(前所有者が記入し、印鑑が押してあるもの)
5.ナンバープレート
6.標識交付証明書(八王子市ナンバーの場合は、無くても手続きはできます。他市ナンバーの場合は、「標識交付証明書」又は、前所有者が住所変更している場合に送付される「転出者へのお知らせハガキ」のいずれかが必要です。)
7.窓口に来る方の本人確認ができるもの(免許証・健康保険証など)
                                   引用以上

それに、わが事務所もこの業務の料金設定していないのです。さすがに車庫証明と同じということはできないし、手間とリスクを考えて車庫証明より割にあわないということあるのですが、ある意味書類さえ揃えばその場で10分ほどで完了する作業を依頼されることにゼニを取ることの罪悪感と警戒感があったことも事実です。

最近は開業当初の来るものは拒まずという姿勢は次第に消えてきています。だからといってそうそうおいしい仕事ばかりが来るわけではありませんけど、お客さんと直接話ができて、何かを成し遂げられる仕事でないと面白味があまりないのですね。

やはり「話してナンボ」という姿勢は前職の影響か、私の骨の髄までしみているのかもしれません。