開業まもない頃なら、とにかくやらせてください、で知らない分野でもイケイケで仕事をしていたのですが、最近は勉強したり調べたりする時間が無いせいか、全く知らない分野というか、責任もってできない分野はお断りするか、他に専門でやっている同業者がいればそちらを紹介するようにしています。

先日も福祉事業の相談がありましたが、そちらを専門にやっている方に回しました。考えればpopularな業務でして、やってみることは勉強になるとは思うのですが、建設業同様に(建設業はさまざまな手引きがありますし、東京会でも「経審Q&A」なる冊子が送られてきましたので、業務のイメージは多少なりともわくのですが)自分にとってはイメージがわかないのであります。

お金をもらってやる限りは、こちらも十分な態勢で行うべきで、特に事業となると許認可以外にさまざまな経営上のアドバイスもできるようにならなければなりません。それが大人の仕事ってものかと。

専門じゃないから安いゼニで請け負っているんだと言わんばかりの仕事では私はどうにも納得できないんですね。出稼ぎと家庭の事情から、時間的になかなか新業務研究ができないのも辛いところですが、こればかりは自分の仕事への姿勢として譲れないのです。

受験生相手の商売も同じでして、最近の学習支援業(特に小中学生相手)ではあまりにも人が居着かないので、新卒2年目を室長にして新卒を部下にしているなんてところが多数あるそうです。その社員たちも仕事は営業ばかりで、経験も知識もない、受験生相手のプロとしての矜持の欠片もないと聞いています。

結局アタシらの商売も(世間的評価は高くなくとも)「矜持」を持たないといかんのではないかと思うのです。

以前にも書きましたように、仕事の幅を広げないというのではなく、次男が卒業する来年3月までは、正しくゼニを稼ぐ以外のことは全て封印しているので、とりあえず今のお客様には内容によってはお断りをせざるを得ないのです。