就活中の長男が、四国に本社のある会社に2次面接に出かけております。本人曰く、農業系は地方勤務は当たり前ってことなんです。すでに次男が大学に通うためにひとり暮ししていて、彼も看護系なんで卒業後はたぶん、勤務先にちかいところで暮らすでしょうから、来春には我が家は夫婦ふたりだけの世帯になります。

そんなわけで結婚25周年目でまた振り出しに戻るって感じです。妻はさびしがっていますが、子供は(特に男の子は)家を出てナンボみたいなところがありますから、喜んで追い出してやろうと思っています。

私は若い頃というか、学生時代は東京から離れたくってしかたなかったのですが、結局ダラダラと東京暮らしを続けてしまったのであります。

結局便利さというものに負けてしまったこともありますが、地方に関する情報があまりにも少なかったことも要因ですね。四国や九州なんてまるで外国のように思っていましたし、電車を乗り継いで何時間も移動しなければならないことを考えただけで、心理的距離感は相当なものであったのです。

今はネットで地方都市の生活状況とか家賃相場までわかりますし、深夜高速バスを使えばかなり安く移動できますので羨ましい限りとしか言いようがありません。

ネット環境さえあればどこでも暮らしていけるので、引退後の地方暮らしなんてものも一瞬アタマの隅をよぎったこともあるのですが、先立つものもあまりないし、いろいろなしがらみが多すぎて決断できないんです。

もっとも、あと何年生きるかわからないくせに、地方にセカンドハウスなんて夢は未だに棄ててはいないんです。