オウム真理教の高橋容疑者が捕まったということで、テレビ特に朝のテレビ番組では彼の逃走の足取りを一生懸命報道しているのですが(最後にいたネットカフェの前の報道陣とか中を撮影しているのを見ると、平気で歩道をふさいでいるこんなクズ共に囲まれてここも商売あがったりだろうと同情するのですが…)

その中ですごく気になったのが、独自に入手したという防犯カメラの映像やコインロッカーの使用履歴。前者は街中のみならず雑居ビルのエレベータ内の画像まで含まれます。

街中の防犯カメラというのは多くは市町村や商店街などの自治体で管理し、その画像はプライバシー保護の観点から犯罪捜査など特段の理由がない場合には提供しないのが一般的です。テレビ映像では犯人周辺の人物は特定できないようにモザイクがかけられていましたが、提供する段階ではすべての人間が写りこみ、提供を受けた側に知られることとなります。

これって、絶対におかしいと思うのですが…。防犯カメラというのはあくまで「防犯」のために使用されるものであって、民間企業が犯人と思われる人間の足取りを公開するために使用できるはずがありません。

一方、エレベータ内の画像ですが、これも通常のマンションであれば管理組合の理事長・理事が立ち合いの上閲覧できるというようにプライバシー保護の観点から厳しく規制されています。雑居ビルであっても賃貸借契約上、画像提供に関して何らかの条項があってしかるべきか、賃借人全員の同意を取るべきでしょう。番組では子供が同乗しているのを放送して「連続殺人犯が子供と共にエレベータに乗って…」なんて言っていましたが、子供の顔はモザイクかかっていても服装はしっかり写っていましたから、まことに余計なことです。

コインロッカーの利用履歴に関しても驚いたのは管理運営する会社がそんなもの提供したのかったことです。特定のコインロッカーをいつどのくらいの間使用したかという情報をこんなに簡単に出してしまったら、仕事をサボって遊んでいたらすぐにばれてしまいますな(*_*)

個人の情報はその個人が管理できるはずなのに、こんなに簡単に第三者に取得され、しかも全国ネットで放送されるなんてたまりませんな。こんなpeeping TV はどうにかしないといけないかもしれません。