東日本大震災から1年、まだまだ復興とは名ばかりでなかなか進まない現状が報道されています。その中で、がれきの広域処理に反対する住民運動のことについても報じられています。

私は、こいつらはナニモノなのだろうと思うと同時に怒りを隠しきれません。というか久しぶりに本気で怒っています。彼らの主張の根拠が放射能への不安だということですが、まずは原発リスクについて理解していないのではないかと思うのです。

アメリカなど海外の原発の多くはいったん事故が起きた時に周辺の土地から住民が退去し当該土地を接収し無条件に立ち入り禁止にすることができるようにしてあります。つまり、住民は原発リスクを負うことを前提に補償金を最初にもらっているわけです。

ところが、わが国ではそういうことをせずに原発を作ったわけですから(住民ではなく自治体という実態の無いものとその周辺にいる者をカネまみれにすることで)当然事故リスクは国民全員で負うことになるわけです。

そう考えるからこそ、危険地域から避難してきた方々にそれ以外の地方自治体が一時的住居を提供するという仕組みがあるわけです。もちろん、政府や東電の情報隠しの姿勢は論外ですが、このようにリスクを共有するということを理解していないと議論がかみ合いません。

一方、震災を受けた地域への全国的支援は人の道として当然行われるべきことです。絆という言葉が流行りましたが、支援というものの意味は直接何かをあげることばかりではなく、苦しみをシェアすることでもあるはずです。そしてそれが国民の義務でもあると思うのです。

そう考えると、復興の妨げになるがれき処理は全国で分担して処理するのが本当の絆なのではないでしょうか。西日本で反対の声を上げている連中の中にはこの震災を機に東京から逃げてきた連中もいると聞きます。私はそいつらに「日本から出ていけ」と言いたいです。

蛇足ですが…そもそも政治家もそれを説得するのが仕事のはずなのに、反対する地元住民を説得しようなんて議員さんはいませんよね。ちなみに神奈川県では処理が進まないのは小泉ジュニアの地元が強硬に反対しているからだということですが、どこもそんなことを報じてもいない大新聞も共犯だと私は思うのです。