売上減対策として、宝くじの1等賞金を7億5千万にするというニュースが流れました。賞金を高額化すれば購入者が増えるだろうと…。

そもそも、宝くじを買うと賞金に相当する分は売り上げの約47%。つまり3000円買ったら、その段階で1500円弱の価値にしかならないのです。俗に控除率と言いますが(昔はテラ銭とも)公営ギャンブルが25%(一部投票券は20%、ヤクザの賭場でもこんな高いテラ銭とるところない)パチンコ15%、ルーレット(アメリカ)5%等と比べてはるかに高いです。

そういうと、復興宝くじとか社会に役立つために使われますなんて言っていますが、実際に使われるのは総売り上げの30%程度。おいおい、残りは?っていうと「経費」なんです。M銀行が独占販売していますが、いちどこれを自由化しようかとしたら潰されたとか・・・。

カジノが悪いの、パチンコが悪いのと言われますが、公的にこれだけあこぎな商売をしていても、毎度のごとく膨大な宣伝費用を出してくれるところの悪口なんかいうところはありませんね。1等に当たる確率が交通事故で450回死ぬ確率と同じと思うと、夢を買うというレベルではないかと。

実は私はかつて(20年以上前独身時代ですが)宝くじにハマったことがありまして、1年半ほどすべての宝くじを毎週のように買っていました。10万円を2回当てたことはありますが、それだけです(もちろんトータル赤字)。年末ジャンボを同僚と買いに行って彼の後ろに並んでいたのですが、バラが売り切れで買うのをやめた(同僚は連番を10枚買った)ら同僚の後の番号が1等前後賞に当たっていたとか、1等1千万円に2番違いというのを経験してあっさり縁が無いとおもって買うのをやめたのです。

何百枚も買う人がいますが、一枚の期待値は変わりませんからね。だんだん皆さんこのことに気づいてきたのではないでしょうか。

お上のやることは、売上さえ上がれば利益が増えるという仕組みです。腹立たしいと思えば参加しないことがいちばんの対抗策になるのです。売り上げが減っても費用はそう簡単に減らせない構造ですからね。

今回の策で売り上げが果たして上がるのだろうか…。それにしても7億円って死ぬまでに使い切れるんだろうか。