先週から読み始めたこの本ですが、結構ハードです。というより久しぶりの哲学に頭がついていかないって感じです。(>_<)カントあたりは頭がクラクラしました。(@_@)

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学/マイケル・サンデル

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その中の平等をめぐる議論のなかにジョン・ロールズの「正義論」の中のこんな一節が紹介されていました。

社会制度の秩序に常に欠陥があるのは、生まれつきの才能も違えば周囲の環境も違うという事態が不公正だからであり、この不公正さが人びとの境遇に必然的に引き継がれてしまうからである、という主張がある。だが、こうした主張を受け入れるべきではない。このような考え方は、折に触れて不正を見逃す口実となっている。まるで不正を黙認するのを拒むのは、死を受け入れられないのと同じことだとでもいうように。自然による分配は公正でも不公正でもない。人が社会の特定の場所に生まれることも同じだ。どちらも自然の事実にすぎない。公正か公正でないかは、組織がそうした事実をどのように扱うかによって決まる。

このあたりの主張が評価をされるところがアメリカらしさを感じますが、どうでしょうか。