私は辛いことがあるとそれを楽しいことで紛らわせようとしています。ですから、若い時にはそれが場にそぐわない言動として顰蹙をかったことも多々ありましたが、「顔で笑って心で泣いて」という浪花節的な性格はなかなか変わりませんね。

入院した病棟は混合病棟でしたが、私のような形成外科の患者より眼科・耳鼻科と人工透析をする腎患者がメインでした。前者の方々は比較的入院期間も短く、早い人は4日位で退院していきますが、透析の方は重症化してかかりつけで手に負えなくなって来た方も多く、数カ月も入院されているという方もいました。

面白いことに、私のいた病棟は看護師の平均年齢が病院内でいちばん高く、女性は上は50歳近くから30歳代の独身看護師が沢山いました。(20歳代は圧倒的少数)

30歳代というと、私が前職でいちばん沢山の生徒を教えていた世代ですので検温とかの際にいろいろな話をして、年頃から婚活の話題で盛り上がりました。勤務も不規則で出会いもないというので、退院したら彼女たちの婚活のお手伝いもすると約束しました(^_^;)

看護師サンも面白い人が多くて、先日○○サン(いつもは真面目な人)が酔っ払って大変だったとか、△△さん(いつも元気におばあさん患者の相手をしてる)にオカマバーに連れて行ってもらったとか、先輩の××さん(みんなに怖がられてる)を差し置いて結婚すると怖そうだから××さんの相手探してくださいとか…。話が飽きませんでしたね。

皆さん地方から来られている方が多く、半数近くが九州出身でした。学校出てからずっと勤務されている方が多いんですが、病棟勤務だと手術室や外来勤務と違って正月休みとかをとれず、何年も故郷に帰っていない方がほとんどのようです。甘い気持ちで看護師になっても辞めていく人も多いし、結婚したらほぼ全員寿退社するそうです。一晩中ナースコールの鳴りやまない職場は大変ですよ(@_@)

確かに仕事のキツさを考えると納得もしますが、彼らに言わせればドクターの方がもっときついですよって。急患、入院中の患者の容体急変、大学病院ですから学生に授業も…。確かにそうですよね。最近は医学部を出ても大学に残る学生が減っているようです。看護師ばかりでなく研修医まで外に募集をしている大学病院も珍しくないと聞きました。

入院していて思いましたが、高齢の入院患者は厄介な方が多いようですね。医師や看護師の指示に従わず病室から出ていく人もいますし、夜家に帰りたいと言って廊下で2時間も大騒ぎしている人もいましたし、起床時間前の朝5時から大声で話してるし、私の同室の人は薬の副作用なのか、軽い認知症なのか深夜に徘徊し、とがめた看護師に掴みかかるなど深夜に大騒ぎになりまして、早朝個室に隔離されていましたっけ(*_*)

こうみていると、日本の医療の将来は暗澹たるものを感じますね。高齢化が進み入院患者も高齢化していったら、今の基準での看護師配置は現状にあわなくなってくるんではないでしょうか。いつまでも実質的に看護師鎖国状態にしているわけにはいかないと思うのですがね。働く方も、入院する方も不幸だと思うんです。

社会保障費の増大を理由とした増税や、介護・福祉を軸にした成長戦略なるものには異論がありますが、それは追々語ってきます。

そうそう、30歳代の独身男性探してますぜ(・_・;)私の入院先の看護師さんはいいですよ。皆さんいい方ばかりです(^_^;)