以前、年末に自宅の真下の部屋で1人暮らしの老婦人が孤独死した話をしました。

本日、特殊清掃業と思われる方々が出入りして、故人の私物の片づけをしています。「片付けと言えば聞こえはいいですが、産業廃棄物処理用トラックがマンションに横付けされ、何でもかんでも放り込んでいます。

私の部屋のベランダからはその様子が見えますが、テーブルは分解され、洗濯機、電子レンジ、冷蔵庫といった家電製品から、食器類まで。本人の衣類はビニール袋に無造作に詰め込まれ放り込まれ、冷たい雨にうたれていました。

特に哀れを誘ったのは、そう多くはない年賀状が荷台に散乱していたことです。これが数少ない外部社会とのつながりだったのかもしれません。わずかな繋がりさえもこれで終わりです。

彼女がどういう人生を歩んできたかは定かではありません。歴史を動かすこともなく、名も残すこともありませんが、懸命に生きてきたことは想像に難くありません。生きてきたということは少なくとも何かを人の心に残すことをしてきたと思います。

せめて、せめて見送る人がいればと思うのです。霊魂がどうのと言うのはあまり好みませんが、浮かばれないですね。

親族が部屋を売却し、いつの日か誰かが入居してくるとは思いますが、私ならいくら安くても購入したくはないですね、。

改めて冥福を祈りたいと思います。