今日、手術後の診察にため病院から帰ってきたとき、マンションのエレベーターで会った方に、私の住まいの真下に住んでいる方(70歳すぎの女性)が昨年末に孤独死されたということを聞きました。
風呂で入浴中に亡くなったらしく、どういう経緯で発見されたかは知りませんが、相当悲惨な状況で発見されたそうです。入居した時には結構元気で、美術館や選挙にうちの女房を誘ったり、田舎から送ってきたと言って大量のリンゴをもらったこともありました。最近は歩くのもヨタヨタとして危なっかしいんで女房とひとり暮らしで大丈夫かな、と話していたところでした。
親族は誰も葬儀には来ないで、マンション管理組合の正副理事長・管理会社の職員・管理人だけで見送ったそうです。
確かに、年末、夜中にマンション前にパトカーが何台か来ていておかしいと話していたのですが、私はその頃、足の痛みで布団で眠れず椅子の上で毛布にくるまって寝ている状態でしたので、他人のことを気にする余裕もありませんでした。
まさか、自分の住んでいるところでこのようなことが起こるとは予想だにしませんでした。中年女性のひとり暮らしと思われる世帯が他にもいくつかあります。プライバシー問題に対する意識が非常に強いせいか、自分のことは多くを語ろうとしない方が多いのです。近所づきあいもほとんどせず、いわば、社会的ひきこもり状態なんですね。
私も管理組合の理事長をしたことがありますが、いい意味で言えばガードが固すぎて、自分のテリトリーに入られることを嫌う方が多かったので苦労しました。
それにしても、亡くなった方はどういう気持で冥界へ旅立ったのでしょうか。どれだけ寂しかったことでしょう。都会のマンションという相互不干渉の世界にいたとしても、自分がひとつでも何かしてあげられなかったか・・・むなしさと後悔の念が入り混じっています。
社会的にこの問題はどうにかしないといけないんではないかと思っています。行政書士としての仕事が、孤独死を防ぐために、せめて悲惨な姿で見つかることを避けるために、何かの助けにならないだろうかと考えさせられました。