私もよく騙されたのですが、「みんな○○だ」「△△している人が多い」ということを聞くと、それがスタンダードでそうでないものは、誤りだというふうに思いますよね。


でも、これは「社会的証明の原理による説得」といって他人が何を正しいと考えるかに基づいて物事が正しいかどうかを判断するという人間の心理につけこんだ手法なんです。「みなさん使っていますよ」「沢山の人からいい評判をいただいています」なんていわれると、つい買ってみたくなりますよね


でも、「みんな」とか「多い」って何を基準としているか考えたことがありますか。数日前の朝、テレビをつけていたら、「リビングで勉強する子供が増えていて、女子御三家合格者でもそういう子供が多くなっている」なんて言ったので??と思い、画面を見たら、調査総数が20名余りなんで、おいおい合格者何人いるんだって思いました。世論調査なんていうのもそうですよね。小さい文字で有権者調査対象1000名、有効回答800なんて書いてありますが

全有権者の0.002%もっと言えば5万人に1人に聞いた意見が残りの49999人の意見も代表しますかね。三大紙併せたってたかが知れています。


そうすると、無作為抽出だからという反論や確率的に問題ないという意見が出るのですが、サイコロを18回振って、1から6まで3回ずつ出ますか?ヘタすりゃ18回連続1の目が出ることもあるんです。何万回も振れば確率通りに収束しますがね。だから、無作為が,ある集団の集まりであることは充分にあります。


そう考えると、セールスマンが「みなさんが」と言ったら、ヒマだったら「購入者何人中何人ですか」なんて聞いてみて相手の反応見るのも面白いかもしれんせんね。(私も意地が悪い(^O^))きちんとデータ出してきても、元になる数字は相手が握っているのですから、ねつ造できます。


別に、人のことを信じるなと言っているわけではないんですが、何かを判断する時には自分の考えを大切にしたいですね。人の言う「常識」に騙されないようにしたいものです。自分の価値観を持ち続ける人が一番強いと思いますね。