最近は開業準備中・開業間もない方ばかりでなく、先輩方のブログも見ながら営業・業務についてのヒントを探しています。
面白いのは惜しげもなく自分の手法をオープンにして、同業者や異業種の方との交流を楽しんでいる方と、なんか上から目線で同業者をバカにしたり悪口を言って、自分の利益になる人としか付き合わない方がいますね。(アメブロはアメンバーとかお気に入りブログから、その人の求めるものや交友関係が推測されてしまいます)
ブログというのは、自分を隠そうとすればいくらでも隠せるんですが、文章というのは、言葉遣いひとつでも人格をあらわしてきますから、結構怖いですね。自分もどう思われているのか・・・σ(^_^;)。
同じ地域のある行政書士のブログにこんな趣旨のことが書いてありました。
同業者から、留学のためのビザ申請について教えてほしいという電話があった。開業3年目なのにやっとホームページを立ち上げた程度の人だそうだ。自分も開業して何年かたってやっと食えるようになったけど、同業者はライバルなので仕事のやり方も営業方法も、誰も教えてくれなかった。この人はそんなんで仕事になるのかと思った。
確かに正論だと思います。個人でやると決めたら、自分の米びつは自分の技量で満たさなければなりません。開業3年目でホームページ開設は確かに遅れているかもしれません。有資格者でありながら、ビザ申請を同業者に聞くのもおかしいと思います。でも、おかしいと思ったら、おかしいと言ってあげるのが親切というものではないでしょうか。
新規に参入することは他人の米びつに手を突っ込むことであり、個人経営に「親切」という言葉はいらないという方もいらっしゃるでしょうが、全体のレベルアップを図らなければ、結局は自分のためにもならないと思うのです。斎藤一人さんが言っているように、競争するより協力した方が成果は上がると思います。また、それは何も企業内の仕事ばかりではないかと思うのですが・・・。
「情けは人のためならず、めぐりめぐって我が身の上のため」
「食えない」というより、「食おうとしない」方がいるという話も聞きます。同情の余地もない、甘い考えで始めた方もいると思います。でも、真実を教えてあげないで相手が潰れるのを待つというのは、底意地が悪いといわれても仕方ないんではないかと思うのです。
こう書いていると、5年ほど前、パートの採用面接にやってきた、ある20代半ばの女性のことを思い出します。初対面の印象は?????。ファッションに疎い私でさえいつの時代のスーツかってくらい古いスーツを着て、何を聞いても下を向いてボソボソとしか話をしません。
受付業務というのは、明るくなければ困るので、早々に心の中で不採用を決めましたが、あまりにもひどいので話を聞いてみると、就職面接は全て落ちたが、自分ではどうしてかわからないということ。
私のお節介根性が出てきて、正直な印象を話し、どこが、どうしてダメなのかを30分にわたってこんこんと話しました。座る姿勢から返事の仕方(「はい」とさえまともに言えなかった)、声の出し方まで、まるでミニ就職セミナーみたいに練習してあげましたが、最後に彼女が「初めてこういうことを教えてもらいました」といったのが印象的でした。何も言われず、不採用通知を受け続けた彼女は、ある意味ひどい仕打ちを受けていたと思います。
あれから彼女と二度と会うことありませんでしたが、あれだけ間違っていることを教えてあげたのですから、素直に修正さえしていれば、充分まともな仕事につけていると思っています。これでダメならそれは最終的に個人の問題なんでしょうが、それまで誰も指摘してあげなかったことは、彼女がいかに周囲の無関心の海に溺れていたかということです。残酷ですよね。
こういう人たちは、まだ世の中にたくさんいるんでしょうが・・・私は時代遅れのお節介なんでしょうかね。