(今回も、私小山田が感じたことを雑多につづっていきます)


68.「危険」を表わすdanger, risk, hazardなど

「危険」というと、英語では真っ先にdanger(発音はデインジャー)がありますが、その他、riskやhazardなどもあります。

dangerは、最も一般的な危険を表わす言い方で、Longmanによると、「the possibility that someone or something will be harmed, destroyed, or killed」(ある人や物が、被害をこうむったり破壊されたりころされる可能性)とあります。

(1)The bridge was in danger of collapsing.(その橋は壊れる危険性がある)

riskは、想定される危険を表わす時に使われます。Longmanによると、「the possibility that something bad, unpleasant, or dangerous may happen」(何か悪いことや不快なことや危険なことが起こる可能性)とあります。take a riskというと、「to decide to do something even though you know it may have bad results(同)」(悪い結果がわかっていても行うこと)とあります。

(2)I couldn't take the risk of leaving him alone even for a short time.(彼をほんの少しの間でもひとりにしておくなどというリスクは取れない)

risk management(危機管理)も、ここから来ています。

hazardは、防災の「ハザードマップ」や道路の「ハザードランプ(hazard light)」などカタカナでも良く使われます。Longmanには「something that may be dangerous, or cause accidents or problems」(危険の可能性があり、事故や問題が起こる可能性があるもの)とあります。形容詞はhazardousで、次のように使われます。

(3)The chemicals in paint can be hazardous to health.(このペンキに含まれている化学薬品は、健康に害を及ぼす可能性があります)


(今回も、私小山田が感じたことを雑多につづっていきます)


67.3.その他の痛みの表現

他に、痛みを形容する時の表現をまとめておきます。

(1)軽度の痛み(疼痛) mild pain
(2)中くらいの痛み moderate pain
(3)ひどい痛み(激痛) severe pain
(4)鋭い痛み sharp pain
(5)鈍い痛み dull pain

この程度覚えておけば問題はないと思います。より専門的には、以下のような言い方もあります。

(6)断続的な痛み intermittent pain
(7)締め付けられるような痛み squeezing pain ※しぼるような
(8)刺すような痛み stinging pain
(9)突き刺すような痛み stabbing pain
(10)ずきずきする痛み throbbing pain

なお、「圧痛点」のことをtender pointと言います。tenderは、ラテン語のtener(影響を受けやすい)が語源で、「優しい」「か弱い」「触れると痛い」という意味もあるのは、そのためだと考えられます。

(今回も、私小山田が感じたことを雑多につづっていきます)


67.2.急性と慢性

痛みを形容する時、「急性の(acute)」と「慢性の(chronic)」で表わします。

その中で、acuteは、ラテン語のacus(針)やacuere(鋭くする)が語源です。興味深いことに、「かわいい」を意味するcuteは、acuteの語頭であるaが消失して出来た語のようです(19世紀にアメリカの学生の間でふざけてaを取って「かわいい」の意味で使用するようになったとも言われています)。

chronicは、chrono-が「時」を表わす接頭辞で、「時間がかかる」→「慢性の」の意味になりました。
chrono-が使用される単語としては、chronology(年表)、synchronize(同時に起こる)、synchronic(共時的な)、diachronic(通時的な)などがあります。