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現在、有楽町で絶賛上演中の

BUNRAKU 1st SESSION

に行ってきました。

 

文楽の背景がアニメーションという

初の試みです。

歴史的瞬間ですから、

ぜひ、客席で見届けてください。

 

 

 

在りし日の国立劇場です。

 

 

・・・って、

今はすっかり壊されてなくなったわけではありません。

改築のため閉場したのですが、
業者が決まらず、
当初予定していた
1階部分は劇場で、上はホテルといった形の建築を

諦めなくてはいけなくなりました。

 

だったら耐震工事をして、

早く再開場をという声が、

さまざまなところからあがっています。

 

 

特に文楽は危機的状況です。

 

 

 

 
普通の劇場でも、
太夫と三味線のための舞台を設置して行います。

 

 

 
太夫も人形遣いも、高齢の先生が多く、
亡くなる方もおりますので、
上演しやすく足を運びやすい劇場の確保は、
芸の継承に大事なことです。
 
最初に
「文楽、面白いですよ。」
と、セルフケア講座の参加者に聞いた時には、
「人形でしょ。」
と甘く見ていましたが、
 
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「私が悪うございました。」
と、腹を切ってお詫びしたいぐらいの魅力に
あふれていました。
 

特に「忠臣蔵」は、文楽が始まりですので、
生きている間に通しで観ることが出来たのは、
今もいい思い出です。

 

会場は大阪でしたが、なにか。

さよなら国立劇場の
「菅原伝授手習鑑」の通し上演も、
一生忘れることのできない名演の数々でした。

今年は、

近松門左衛門の没後300年でもありますので、

大忙しです。

 

 

 
おめでたい会もありますので、
目が離せません。

 

 

 
1時間で終わりますし、
太夫が詠む床本がパンフレットに
わかりやすい仮名遣いで書いてありますので、
聞き取りやすくなっています。
背景がアニメーションというのは、
想像以上に素晴らしいので、おすすめです。
 
チケットは、
国立劇場のサイトに会員登録でお求めください。
国立能楽堂や国立演芸場、大阪の文楽劇場の
チケットも購入できますので、
この機会にぜひ、会員登録を。
無料です。