テーマは狂言。
和泉流狂言師 石田 淡朗先生です。
15歳から渡英して演劇修行をされたり、
映画に出演されたりと、
ご活躍です。
今の小学生にはこのような授業があるそうですが、
私達が小学生だった頃にはありませんでしたから、
大人向けの授業のようなものです。
実演もたっぷり、
体験として
「このあたりの者でござる」
を声に出して言ってみたり。
柿山伏の柿を食べるしぐさを教わったりしました。
子供の頃にこうした授業がなかっただけでなく、
身近なところに能楽堂もありませんでしたから、
大人になってから嬉々として観に行っています。
能とはよく兄弟の芸能と言われますが、
能は許さない。
狂言は許す。
という違いがあります。
最近は、橋掛かりのそばの
脇正面席に凝っているのですが、
狂言の締めに「許させられい。」
と言いながら足早に行く場面を、
深く味わいながら鑑賞したいと思います。

3月のテーマは箏。
琴ですが、先生のサイトには箏の表記が。
ここから聞いてみたいと思っていますので、
トークや質疑応答もたっぷり時間を取りたいと
思います。

12月にも三味線で登場の田辺 明先生は、
生田流の箏の演奏家でもあります。
演奏も、たっぷりお楽しみください。
終了しました。


