ヘルペスを内科外来で診ていた時は、
ブツブツの出る前に疲れていた方がほとんどでした。
今の流行は疲労がなくても出るようですが、
ワクチン接種後の人にも、そうでない人にもです。
私のセルフケア講座の受講生のコミュニティーでのコメントで、
教わりました。
ワクチン接種してから3か月後に発症という方もいて、
普通の内科外来でお会いしたら
「ワクチンじゃないでしょ。」
って一蹴したかもしれません。
・・・が、そこは新しいワクチン。
何が起こるかについては、
謙虚にひとつひとつ受け止めて行きたいところです。
とはいえ、休養第一であることに変わりはありません。
良くなることを目指すのに用いるツールが、
薬であってもレメディーであっても、
なんらかの不調が出た際には、
早く眠るか長く眠るかです。
発熱しているようなら、出かけないこと。
コロナでなくてもインフルエンザや普通の風邪でも
そうするべきです。
ヒポクラテスの時代から、眠りは最良の治療薬と
されてきました。
こうこうと灯りがついたままではなく、
暗くした部屋で眠って下さい。
自前のメラトニンの分泌をしっかり行うと同時に、
メラトニンの活性酸素をなかったことにする作用にも
期待して。
材料になる必須アミノ酸であるトリプトファンも、
食事でしっかり摂って下さいね。
鶏肉、豚肉、豆類、ナッツなどなど。
「トリプトファン」で検索してみてください。
寝る前にPC、スマホを見るのは控えて、
カフェインやアルコールも具合の悪い時は、
なしでいいです。
休養は、予防にも治療にも、
一番安全確実な方法です。