なぜか今週末は、そんなことになってしまいました。
節分お化け 以来の葉月姐さんです。
円山町は、今の神仙駅のあたりですが、
かつては400名以上の芸者がいる花街でした。
それが今は4名だけになりました。
その4名の芸者衆の中に友人がいたら、
かけるでしょ。お座敷。
三味線は、小糸姐さんにお願いしました。
日本で3名しかいない、長寿芸者の一人です。
お目にかかれるだけでも貴重です。
この日は、踊りや唄、お座敷遊びと
楽しい時間が過ぎていきました。
最低催行人数6名で、会費制でのお座敷遊びですが、
6名集めるのは大変・・・という方へ。
会場となったつくね侍さかのうえでは、
不定期に大宴会が行われています。
お一人でも参加できます。
次回は 7月6日 18:00~ です。
詳しくは、こちら をご覧ください。
今日は銀座の観世能楽堂で、
こちらを堪能してきました。
朝活の能のお稽古でお世話になった、
武田 宗典先生です。
今日は面をつけておりましたので、
お顔は拝見していないのですが、
「隅田川」は涙が止まらなくて困りました。
子供を連れ去られた母親が、
気が狂ったようになってさまよっていたのですが、
わが子が1年前に亡くなっていたことを知ってしまいました。
その亡骸を弔った塚から子供の声がして、
抱きしめようと近寄るものの、
子供の体はすでにこの世にないので、
すりぬけてしまうというそれはそれは悲しい物語でした。
面で表情が見えなくても、
背中で悲しみが伝わるのです。
この日は、音声ガイドが付いていたのですが、
担当は、武田 祥照先生でした。
おかげさまで涙腺崩壊です。
から2年ですか。
その間にお子さんが2人生まれていますので、
お久しぶりですのご挨拶と共に、
お祝いをお伝えしました。
で、
7月20日 13:30~ 能尚会
のお知らせを頂きました。
詳しくは、こちら をご覧ください。
全てのプログラムの最後に謡われる附祝言を、
朝活の際に稽古したことが、
能を観る楽しみを倍増してくれました。
心の中でそっと口ずさみます。
その後に訪れる身を切られるような静寂も、
能の愉しみです。
お座敷も能も、まだまだ勉強不足ですが、
そこがなんとも楽しかったりします。




