今日、仕事休みます。
・・・ということで、こちらの映画を観てきました。
「マイ・ビューティフルガーデン」
もう少しタイトルが、どうにかならんかったのかと思いますが、
「アメリ」
を思い出させる映画でした。
主人公の隣人である老人が、
一語一句違えることなく、いつも同じ文章で、
自分の持病のことを語り、
もう長くはないと訴えることを、
主人公に「どうして?」と聞かれて、
「同じことを何回も言うのは、それを聞いて欲しいから。」
という老人の返答が、身に覚えのあるものでした。
具合の悪い方で、
病院をいくつもはしごしてる人が、
やっていることなのですね。
経過をまとめたものを作成して、
持参する方もいますね。
それをコピーして、受診先が変わるたびに、
配るようです。
「県内すべての病院を回りました。」
「大学病院にも行ってました。」
・・・で、よくなっていないという現実の前に、
この仕事の責任の重さを感じます。
気が付いたら、今年で14年になりました。
いつもと同じ話し止まりではないことを、
個人セッションでは伺います。
皆さん、たいてい驚きますが、
個人差が大事、だからです。
痒みひとつとっても、
痛みひとつとっても、
動悸ひとつとっても、
息苦しさひとつとっても、
あなたのものは、他の人とは
違うのです。
その症状が始まった時にあったこと、
悪化のパターン、
楽になるパターン、
時間帯。
まずは、そこを知りたいと思います。
毒出しではないのです。
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