ベストオブクラシック、魅惑の声楽家、カウンターテナーのファジョーリと、バーゼル室内管弦楽団の共演、昨年7月のドイツ、ヴュルツブルクでのモーツァルト音楽祭のライヴ、モーツァルトと、同い年のストックホルムの作曲家、クラウスの序曲などのもので、クラウスの序曲「オリンピア」、バーゼル室内管弦楽団は指揮者なし、クラウスの作品は地味で、モーツァルトより劣るものの、18世紀の作品、魅力的、モーツァルトの、偽の女庭師のアリア、ファジョーリ、素晴らしいドラマであった。クラウスの交響曲「ヴァイオリン・オブリガード」の第2楽章、質素な響き、モーツァルトの歌劇「ルーチョ・シッラ」のアリア、ファジョーリのモーツァルト、カウンターテナーによるモーツァルトの意味は素晴らしい。クラウスのプロセルピンの序曲、シンブルな雰囲気で、暖かくいいものであった。モーツァルトの皇帝ティートの慈悲、モーツァルト最晩年の作品のアリア、ファジョーリ、モーツァルトをカウンターテナーでやる意味は素晴らしい。モーツァルトの交響曲第25番、小ト短調、パッションの見事な世界で、最後にモテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」、ファジョーリの素晴らしい歌唱を満喫できた。