ブラヴォー!オーケストラ、プレトニョフが描く北欧のリリシズムと題して、今年1月の東京フィル第994回の後半、シベリウスの交響曲第2番を聴いた。プレトニョフのシベリウスは東京フィルとの7番をFMライヴで聴いていたのみ、自然体、全体46分、第1楽章、規模も大きく、シベリウスがフィンランドの国歌のような意味で指揮、意味は素晴らしい、第2楽章、清楚な響き、ドラマティック、暖かく、第3楽章、うねりもなかなか、第4楽章、壮大な自然賛歌、ベートーヴェンの田園の延長線上にあるものを聴けた。余白に、前半ソリストのガルシア・ガルシアによるアルベニスのナバーラ、北欧特集でスペインをアンコールにして意味のあるものであった。