ブラヴォー!オーケストラ、チャイコフスキーを通して読むシェークスピアの2回目、東京フィル第992回サントリー定期シリーズ、首席指揮者バッティストーニによる、オール・チャイコフスキー・プロ、協奏曲を除いてシェークスピアの作品によるもの、幻想序曲「ハムレット」は1888年、交響曲第5番と同時期のもの、この曲はあまり演奏されず、しかし、バッティストーニの指揮で、チャイコフスキーのオーケストレーションの見事さを満喫させてもらえた。幻想序曲「ロメオとジュリエット」、1869年の作曲、改訂を続けて1880年に今の形になり、この曲はドラマ性で見事、リムスキー・コルサコフが最も美しいロシア音楽と言ったもの、ドラマティック、ロシア音楽を洗練された響きで、見事なものを聴けた。余白に、2021年の、バッティストーニ東京フィルによるチャイコフスキーの交響曲第5番の第4楽章、バッティストーニの十八番のチャイコフスキーの交響曲、見事な熱演に圧倒された。