N響演奏会、2月のB定期、スペインのエラス・カサドにより、スペインの音楽、コンマスは郷古廉、ラヴェルのスペイン狂詩曲は久しぶりのエアチェック、ラテンの響き、質素で、N響は見事なラヴェルの世界を表現、ハーデリヒとのプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番、シンプルで、若き名手ハーデリヒのソロは清楚で輝きドラマティック、見事な世界を、アンコールのカルロス・ガルデスのものとともに魅せてくれた・。ファリャの三角帽子、ディアギレフの依頼によるバレエ音楽、ソプラノに吉田珠代のもの、第1部はラテンのカラーと、フラメンコ、スペインの香り満載で圧倒的、第2部もベートーヴェンのパロディなどを経ての熱狂は見事、今月のN響はなかなかやってくれている。