ブラヴォー!オーケストラ、東京フィルの、過去に放送されたものの後半で、先週の、第63回響きの森クラシック・シリーズから、小林研一郎の指揮で、スメタナのわが祖国の後半2曲、ターボルとブラニーク、解説の吉松隆によると、前半はボヘミアの自然や伝説を描き、後半2曲はフス戦争を描写したものであり、これ、第3曲の後で休憩をいれたか不明だが、この戦いのテーマ、コバケンはこの曲では大のスペシャリスト、チェコの指揮者とオケのような響きで、チェコ・ローカルの空気をたたえて、壮大なチェコの世界をたたえて素晴らしいものではあり、2010年の東京フィルとのFMライヴより良かった。後半は第902回サントリー定期シリーズから、プレトニョフの指揮で、シベリウスの交響曲第7番、プレトニョフの指揮でシベリウスの交響曲は初めて聴くが、シンプルな響きの中に、内省的な北欧の世界があり、これは完成度の高いライヴを満喫させてくれた。