ベストオブクラシック、オーケストラのエスプリの特集の3回目はフランス国立管弦楽団、ネーメ・ヤルヴィの指揮で、ショスタコーヴィチの交響曲2曲とピアノ協奏曲のプロ、これは痛快ではあった。膨大な録音レパートリーを誇るネーメ・ヤルヴィ、ショスタコーヴィチも交響曲全曲録音をして、交響曲第9番、当時のソ連の戦勝際に、軽妙な作品であり、ネーメ・ヤルヴィがショスタコーヴィチを録音してから20~30年経ち、これは作品の軽妙なものと、洒脱ぶりを余すところなく描き、痛快なまでに楽しいものになっていた。ピアノ協奏曲第1番、ユーゴスラヴィア生まれのピアニスト、トルプチェスキのソロと、フランス国立管の首席トランペット奏者のカヴァレンスキの掛け合いで、ピアノのソロと弦楽オーケストラ、トランペットの曲、若きショスタコーヴィチの才気煥発の作品に、指揮者、ピアノ、オーケストラともに痛快なまでの仕上がりに大満足であり、後半は交響曲第12番「1917年」、井上道義はこの曲を社会主義革命と語っていたが、作品の内容は充実して、表面的なものにとどまらず、すばらしいショスタコーヴィチの世界をネーメ・ヤルヴィの指揮で満喫して、これは大変に素晴らしいライヴではあった。
