ブラヴォー!オーケストラ、東京フィル第902回サントリー定期シリーズ、特別客演指揮者のプレトニョフによるシベリウスとグリーグの特集の前半で、北欧の作曲家グリーグとシベリウスについて解説の吉松隆の面白い話があり、ロシアやスウェーデンの間にある曲、シベリウスのフィンランディアはテンポが遅く、フィンランドの国歌に当たる曲をロシアの指揮者が日本のオケを指揮してやるのは面白く、シベリウスを北欧系の指揮者、オケによるものと異なり、面白かった。グリーグのピアノ協奏曲は牛田智大のソロ、シューマンのピアノ協奏曲との共通点もあり、10代の牛田のソロは地味で質素ではあり、特に強烈な個性こそなかったものの、この曲には相応しいもので、すでにCDもいろいろ出している牛田、完成度の高いピアノで、アンコールの、シベリウスのもみの木ともに光っていた。