ベストオブクラシック、東ヨーロッパの音楽祭の特集、4回目もプラハの春国際音楽祭、作曲家、指揮者ペンデレツキの指揮するプラハ放響によるもので、20世紀のチェコの作曲家クレイチーの、管弦楽のためのセレナード、1948年の作品で、ストラヴィンスキーらも傾倒した新古典主義の中にあるもので、こういう国際音楽祭で現代音楽のみでやるというのは、日本だと考えられず、この曲、19分ほどの世界で、地道な様子のオケの響きに魅せられた。ペンデレツキの交響曲第7番「エルサレムの門」、1996年にエルサレム3000年を期して作曲されたオラトリオを7楽章の交響曲としたもので、歌手5人、今回は全てポーランドの歌手ではあり、語りも入るもので、この曲、かなりのテンションのもので、64分の世界は、ややとっつきにくいものもあるが、ペンデレツキの指揮で、自作のもの、ペンデレツキの指揮は2004年のN響の第九くらいしか聴いていないが、シンフォニア・ヴァルソヴィアの音楽監督でもあり、特に第6楽章の語りの入る部分など、ショスタコーヴィチのバビ・ヤールを思わせるものもあり、作品として完璧に共感したものではないが、貴重なライヴではあった。