オペラ・ファンタスティカ、昨年のボリショイ劇場の公演で、リムスキー・コルサコフの歌劇「雪娘」全曲をソヒエフの指揮、主役を86年生まれのセリヴェルストヴァのソプラノで聴いた。リムスキー・コルサコフの歌劇全曲はCDでも聴いておらず、15作ほどオペラを書いたリムスキー・コルサコフの3番目の作品で、組曲をFMライヴで聴いたことはあるが、3月にトゥールーズのオケと来日するソヒエフ、この3時間のオペラは、ボリショイ劇場ではコンドラシン、スヴェトラーノフ、ラザレフが指揮をして、ボリショイ劇場以外では上演されない作品で、ソヒエフの指揮はロシアのロマンより、洗練された響きでオケを展開して、ゲルギエフとマリインスキー劇場の響きに近く、これが今日のロシアのオーケストラなのだろう。歌手たちも健闘して、それほど演奏されない作品に、緻密な響きでいいものを聴けた。