プレミアムシアター、NHK音楽祭2017のラスト、フェドセーエフ指揮のチャイコフスキー交響楽団によるチャイコフスキーの歌劇「エフゲニー・オネーギン」の演奏会形式上演、フェドセーエフとチャイコフスキー響はこの直前に兵庫県立芸術文化センターでボロディンとチャイコフスキーを聴いたが、フェドセーエフは楽譜を見て、指揮棒なし、そして3時間ほど立ちながらの指揮で、フェドセーエフとオケの状態は西宮より上、主役のディジョーエヴァによるタチヤーナと、タイトルロールの、ラデュクによるエフゲニー・オネーギンの存在感があり、3幕からなるオペラに深みもあり、昨年のNHK音楽祭ではブロムシュテットのドイツ・レクイエムが別格だが、それ以外だとこのフェドセーエフが素晴らしく、。演奏会形式オペラはやや単調なものもあるが、地道に光るもので、ドラマティックな要素を、ロシアのドロドロではなく、洗練された響きでやってくれて輝かしく、チャイコフスキーのドラマを堪能して、フェドセーエフは西宮で聴いた際にはやや弱っていたものも見たが、こちらは85歳で精力的であり、フェドセーエフのオペラ全曲は初めて聴くが、極めて充実した世界を満喫させてくれて、昨年で43年の、現役で最長のコンビを今後も応援したい。