NHK音楽祭2017、初来日のキリル・ペトレンコの指揮するバイエルン国立管、マーラーの子供の不思議な角笛をゲルネのソロで、後半はワーグナーのワルキューレ第1幕、ベルリン・フィルの次期指揮者のキリル・ペトレンコ、FMライヴで聴くのは初めて、年末のバイロイト音楽祭の放送でリングを指揮していたがエアチェックしておらず、バイエルン国立管はかつてサヴァリッシュの指揮したオケで、オペラだけでなく、オケとしての定期演奏会もしているというもので、前半のマーラーの、子供の不思議な角笛、7曲、ゲルネの歌唱によるこの曲はネルソンス/ルツェルンとのFMライヴもエアチェックしており、戦争や、生と死の歌、アイロニーを見せるものなど、ゲルネの歌唱はさすがのマーラーの大家であり、ドラマティックな歌唱でマーラーの世界を万全に展開して素晴らしく、キリル・ペトレンコの指揮、バイエルン国立管はそれほどのヴィルトゥオーゾのオケではないが、今日の標準として文句はない。これは、マーラーの演奏ではなかなかの世界ではあった。後半はワルキューレ第1幕、コンサートとして良く取り上げられて、ジークムントにフォークト、これはさすがの歌唱で、存在感があり、ジークリンデはパンクラトヴァ、フンディングにツェッペンフェルト、ドラマはまずまず、全体として、ワーグナーよりマーラーの方が印象的で、これは映像の放映を待ちたいものだ。
