オペラ・ファンタスティカ、プロムス2017から、ガーディナー指揮のオルケストル・レヴォリュショネル・エ・ロマンティック(ORR)によるベルリオーズの、ファウストの劫罰演奏会形式が放送された。ガーディナーは90年代にORRとベルリオーズの幻想交響曲を録音して、その他ベルリオーズの作品を録音したものの、メジャーレーベルからCDが出なくなり久しく、ガーディナーはこのところプロムスでORRとベルリオーズを取り上げて、歌手も実力者を揃えて、第1部のハンガリーの平原での様子、ガーディナーはロマン派の作品にはORRを起用して、スパイアーズのテノールによるファウストは見事、第2部、メフィストフェレスはナウリ、不敵な模様で、喧噪など、オペラの雰囲気であり、第3部での、マルグリット(マルガリータ)はハレンベリ、清楚で、ベルリオーズの世界を、フランス音楽のみならず、ロマン派の世界をも見せて、圧巻は第4部、ファウストの地獄落ちのすさまじい迫力は壮絶で、これほどのライヴは珍しく、メフィストフェレスの勝利の世界も大変な迫力、マルグリットの昇天は感動的であり、ガーディナー久々のFMライヴに大満足であった。