森音楽教室は今年ちょうど20周年。
ふと10年以上習っている生徒さんってどのくらいいるのだろうと思い、数えてみると、なんと59人もいました!!
10年以上習っているとなるとやはり大人の生徒さんが多くて、59人のうち44人は大人の方。
15人は子供(入学時点で小学生以下)ですが、今はもう社会人になっていたり、少なくても高校生以上になっていることになります。子供から10年以上も習い続けるというのはかなり少数で、今でも続けている子であっても引っ越しや音高音大に進学したりという方も多いので、森音楽教室に残っている15人の生徒さんはなかなか貴重です そしてみんなめちゃくちゃ上手い。
それにしても、大人で10年も続けている生徒さんが44人もいるのは本当にすごい ぜひここを目指して欲しい。
よく「どうやったら上達するのか?」と聞かれることがあります。大人から始めたら上達しない、ある年齢を過ぎたらもう上達しない、なんてことを言う人もいますが、そんなことはありません。
上達するにはどうすればいいのか?
・練習する
・良い先生に習う
・週1でレッスンに通う
・あきらめず長く続ける
・発表会に出る(人前で弾く)
これができれば確実に上達します。
大人は日々の仕事がありますから、どうしても練習時間は限られます。なるべく多い日数、なるべく練習時間を取り、ハリキリすぎず、コツコツやっていくことが大事です。
先生の違いはやはり上達にかなり影響してきます。レッスンの良し悪しだけでなく、分からないとこは遠慮なくどんどん先生に相談することも大切です。それが出来ない環境、できない先生は、良い先生とは言えません。
意外と見落としているのは。週1できちんとレッスンに通うこと。これは上級者を除いてきわめて重要な条件となります。日々の練習→毎週同じ曜日と時間にレッスンを受けるというルーティーンが上達にはとても大事なのです。コロナで一時期オンラインレッスンが流行りましたが、今ではだいぶ下火に(予想済み)。毎週のある意味の「強制」をされることにより、簡単にはサボれないような状況を作る、そうやって人間は目標を持ったり、踏ん張れたりということができるのです。
たとえ上達しても、実は本人はあまり実感が無いものです。上達には終わりはありません。プロでもずっと上達したいと日々鍛錬を続けています。何でもそうですが、続けることこそ一番大事なことです。
最後に、発表会やコンクールなど、人前で弾く機会があるとないとでは、上達にかなりの影響があります。音楽は最終的に誰かに聴いてもらうことによって始めて完成します。機会があったら、ぜひ参加してみて下さい