「Little Birthday 」
光GENJI(1990/single)
先日の「2100年の人魚姫」 など
いろんなキッカケがありましたが
マーメイド〔人魚〕に惚れ込んでいく、決定的になったもの
…この歌です。
もともと私は、光GENJI のファンタジックな歌と
7人揃った歌声が大好きでした。
最初にいいな、と思った曲が「いつか きっと…」
その後に「ガラスの十代」の凄さに気付いたのです♪
…オイ、そりゃあ順序が逆だろうっ、と同世代ファンの方々の声が聞こえそうですな★
Little Birthday の作詞は飛鳥 涼さん
私がこの歌詞からみつけた世界は
人魚の少年が
人間の少女に恋をして
その娘のために、マーメイド・ボーイは人魚から人間に生まれ変わる
――そんな、物語なのです。
飛鳥さんの歌詞から
ふわっと浮かび上がってきました。
人魚=女の子って限定されるイメージかな?
一般的に「姫」が付いてきますからねぇ…
私も Little Birthday に出会うまでは、そう考えていました。
だけど、この少年の恋は
童話の人魚姫に結び付いている… と思うのです。
大切な人を想う気持ちが、勇気になります。
夢に一歩でも近づきたくて、
少年は姿を変えて、歩きはじめます。
そして
海のなかで、水のなかで生きる人魚は、涙を持ちません。
悔しくて飲み込む涙も、
悲しくて隠す涙も、
切なくて言葉にならない涙も。
嬉しくて止められずにあふれる涙も――
知らない。
だからこそ
〝涙流せたことがすてきだな〟という言葉
飛鳥さん×光GENJI が奏でた珠玉のファンタジー
とても、心に響きます。