来年のN響コンマス体制

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(昨年9月のN響の定期演奏会)


昨日の夕方、羽田空港に到着し、時差ボケ中ですが、読響の長原さんが来年4月からN響のコンマスになると言う話を聞きました。僭越ながら、個人的には長原さんは好みではなく、彼の影響で読響嫌いにもなり、春祭オケもクオリティは高く無いと感じてましたし、昨年の9月にN響でゲスト・コンマスをされた時はイメージが悪かったです↓。(この記憶は鮮明にあります)

N響で言うと、マロさんもずっと好きでないコンマスですが、おそらく来年4月にマロさんと入れ替わりの玉突き人事と思われます。N響はスタイリッシュな郷古、エネルギッシュな川崎、長原体制になるのでしょう。実はコンマス3人以上のオケで全員好きなコンマス体制は、それほどありません。例えば、嫌いなコンマスは、ベルリン・フィルはバルグリー(→たまたまかもしれませんが、昨年からこの人がコンマスの時を見てません)、ウィーン・フィルはダナイローヴァ(→一昨年から一度も見てないですし、先月のザルツブルクでも一度も見ませんでしたが、今年11月は来日するようです)、日本では東響のニキティン(→テクニックが衰えています)です。これらは申し訳ないですが、単なる個人的・感性的な好き嫌いな問題です。一方で、都響の3人(矢部、水谷、山本)は素晴らしい体制だと思います。N響の判断は残念ですが、郷古、川崎、他のゲスト・コンマスに期待したいです。


N響と言えば、今週、「最も心に残ったN響コンサート」の中間発表されていましたが、1位から5位まで全てAプロです↓。 

特に5位の原田指揮のコンサート(6月)が上がってるのが不思議ですが、これは完売公演で、記憶に新しいからでしょうか。この種のアンケートは実態とは異なるエラーが起こることがあり得ます。