《筆者の老眼のせいでこのブログ投稿を修正致します。大変失礼致しました》

来シーズンの欧米の歌劇場のラインナップが発表されてますが、新音楽監督のティーレマン率いるベルリン州立歌劇場は5月13日に発表されます↓。

昨年9月にバレンボイムの後任として、ティーレマンが音楽監督になり、楽団員はティーレマンのことを全幅の信頼をおいているので、この劇場はさらにレベルアップするのではと思います。今年の9月のオープニングからティーレマン色でいきなり指環をやると聞いておりましたが、先日投稿した内容は筆者の老眼で数字の読み間違いで、25/26シーズンのオープニングが指輪で、ティーレマンは24/25シーズンはオペラは「無口な女」(新制作)だけで、その他にコンサートの指揮をするそうです。こちらの映像は数時間前に公開された映像です↓。

今から一年半前に、バレンボイムの体調問題で、ティーレマンは新制作の指環の第1サイクルと第3サイクルを指揮しました。筆者はこの第3サイクルを鑑賞しましたが、メルケル元首相が全公演鑑賞したこのサイクルは、DVD化されていて、まずは日本ではラインの黄金とワルキューレは販売予定となってます。


筆者の「指環」鑑賞歴で、これほど音楽的に素晴らしい指環を聴いたことはありません。しかも、この第1サイクルのゲネプロ直前まではバレンボイムの弟子のグッガイスが整えて、多忙なスケジュールの関係で第1サイクルのゲネプロからティーレマンが指揮して、ベルリン州立歌劇場のオケメンバーの対応能力のある演奏をしているのです。このプロダクションが来年(2025年)9月のオープニングから指環(再演出)が予定されていると聞いてます。


来シーズン以降のベルリンは、HIMARIさん(25年3月)や山田和樹さん(25年6月)がベルリン・デビューしますが、ベルリンはコンサートとオペラ(25年9月の指環)でさらにホットな都市になりそうです。こちらのブログでは自ら「クラシック・ジャーニー」と称しておりますが、さすがに今の老体では年に3回のベルリン渡航はしんどいので、多くても年2回に絞ると思います。日本からベルリンの直行便が早く就航して欲しいです。明日のブログではHIMARIさんについて取り上げます。


(2022年11月の黄昏終演後のティーレマンとベルリンの楽団員へのカーテンコール)