板違いかもしれませんが、今日はテレビ朝日開局65周年記念のグローバル・ミュージカルフェスティバル「The Performance」(トップアーティストのNiziUとMrs. GREEN APPLE の対バンイベント)のため、横浜のKアリーナ横浜(2万人収容)に行きました。 

《クラシックファンの方はスルーでお願いします》


前半はNiziUによる公演で、19時から放映している「Mステ」で生中継で「Sweet Nondiction」を披露していました。人気絶頂のNiziUは韓国や台湾でもデビューしてますが、踊りのキレは良かったです。後半は昨年のレコード大賞を受賞し、紅白に初出演したMrs. GREEN APPLE(以下、ミセス)も大人気のアーティストでチケットが最もチケットが取りにくいです。「ケセラセラ」や「Magic」などのCMなどでお馴染みの名曲を中心に取り上げられていました。ちなみにレコード大賞を受賞した「ケセラセラ」の歌詞には「ツァラトゥストラ」言うワードも入ってます↓。作詞の大森さんはかなり勉強してますね。


バイバイ 幼き愛の日々
いいよもう 願うは「はじめから」
ベイベー 大人になんかなるもんじゃないぞ
ツァラトゥストラ


大ヒットした「ダンスホール」ではNiziUメンバーもサプライズでダンスに参加していました。前半のNiziUもかなり盛り上がってましたが、ミセスが登場すると会場のボルテージがさらに上がりました。ミセスは2年前に「ダンスホール」をリリースしたあたりから注目していますが、あっという間にドームツアーをやるレベルのビッグアーティストになってしまいました。ミセスの音楽は歌詞が素晴らしく、久々のメッセージ性の高いアーティストです。コロナ禍で苦しんだ若者を元気づけるような歌詞なので、多くの若い人々を中心に共感を得られたんだと思います。今日は「僕のこと」が歌われなかったのが、とても残念でした↓。歌詞にある「奇跡は死んでいる」あたりはコロナ禍の若い人々に刺さったと思われます。

新しくオープンした「アリーナK横浜」は世界最大級の音楽に特化したアリーナで(アリーナは多目的ですが、このアリーナはコンサート専用なのです)、最新の音響設備が設置されてますが、PAの音をたきすぎで、ミセスの大森さんの美声があまりよく聴こえてきません。Mステの生中継では、ミセスは最新曲「ライラック」をテレビで初披露して、このライブは終わりました。「ライラック」はテレビ東京のアニメ番組『忘却バッテリー』のオープニング曲です。


この会場は飲食の持ち込み不可で、開演の19時前には、会場内で販売しているカツサンドなどが食事が売り切れてしまうので、直前に食事をして行くか、早めに会場入りして食事を買った方が良さそうです。ミセスが出るので横浜まで行ってみたもの、PAの音が大きすぎますし、遠くて帰るのも一苦労です。今回はたまたまタクシーがいたのでスムーズに帰れましたが、Kアリーナ横浜の帰りの退場規制は厳しいそうで、時間の余裕が必要です。私のツレは、はしゃいでいましたが、こういうアーティストはブルーノート東京のような小さな箱で聴きたいですね。MISIAや広瀬香美らのビックアーティストもブルノートで公演してますからミセスがブルーノートに出演することを願います。やはり、筆者にとってはワーグナーの「ニーベルングの指環」を最前列でオーケストラの爆音とそれを乗り超えるアニヤ・カンペの歌唱を聴く方が感動的であります(^^)。と言うことで、明日からはクラシック中心に戻します。本日もお読み頂きまして、ありがとうございました。


(評価)★★★  ミセスの大森さんのトークも面白かったです

*勝手ながら5段階評価でレビューしております

★★★★★: 一生の記憶に残るレベルの超名演 

★★★★:大満足、年間ベスト10ノミネート対象

★★★: 満足、行って良かった公演

★★: 不満足、行かなければ良かった公演 

★: 話にならない休憩中に帰りたくなる公演

 


【セットリスト】<4月12日(金)>・NiziU1 INTRO+Make you happy2 Take a picture3 I AM4 Joyful5 Baby I'm a star6 Chopstick7 PRISM8 Paradise9 Love & Like10 HEARTRIS11 SWEET NONFICTION (Mステ生中継)12 Memories・Mrs.GREEN APPLE1 ANTENNA2 青と夏3 君を知らない4 Loneliness5 ProPose6 ナハトムジーク7 ダンスホール8 Magic9 ケセラセラ10 ライラック(Mステ生中継)