先月からインバル指揮の第3次マーラー・シリーズが始まりましたが、2024年度はインパルはマーラーを指揮しないので、2025年度以降から再開されますが、88歳のインバルがどのようなペースでマーラー・チクルスを敢行するのか気になっていまして、当ブログでも憶測を書きました。 



この件については、都響に問い合わせが多かったのか、都響の芸術主幹の国塩さんが以下のコメントを都響WEBサイトでされています。まだ詳細は調整中で、ラストの曲も未定なんですね。

 【インバル/都響 第3次マーラー・シリーズ】は、第10番から開始し、原則として番号を遡り、マエストロの選択により第2番《復活》か第9番のいずれかを最後にする計画です。
 2024年度は、かねて計画していたブルックナー第9番フィナーレ付きと、コロナ禍でキャンセルとなったショスタコーヴィチ第13番《バービイ・ヤール》のリスケジュールのため、インバル氏のマーラー・シリーズはスキップし、2025年度から再開します。
 インバル氏は基本的に年1回来日予定ですので、今回のマーラー・シリーズは数シーズンかけてのゆるやかな歩みとなります。いったいどのような旅となるか…。どうぞ気長におつきあいくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

芸術主幹・国塩哲紀