さて、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで活躍したピアニスト達の、
日本での演奏会情報を改めてまとめます!
■ヴァディム・ホロデンコ
2013年11月12日(金)19時 浜離宮朝日ホール
※曲目はリストの超絶技巧全曲。でも、ペトリューシュカ聴きたいですよねぇ(しつこい)。みなさんがチケット買って完売したら追加公演できるかもしれませんよ。
■ニコライ・ホジャイノフ
2013年7月11日(木)
19時 兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院 小ホール(兵庫県)
2013年7月12日(金)
18時30分 コラニー文化ホール 小ホール (山梨県)
2013年7月13日(土)
15時 ノバホール(茨城県)
2013年7月17日(水)
19時 静岡市清水文化会館(マリナート) 大ホール(静岡県)
2013年7月19日(金)
19時 浜離宮朝日ホール(東京都)
■フランソワ・デュモン
2013年9月29日(日)15時 魚沼市小出郷文化会館 大ホール
2013年10月1日(火)15時 / 19時30分 Hakuju Hall ワンダフル one アワー 第5回
※他にもドビュッシー・プログラムの公演が、東京じゃない場所である、というようなことを言ってました。そっちも聴きたいねぇ。
ちなみに、前回の優勝者、ハオチェン・チャンのリサイタルももうすぐ。
2013年6月22日(土)14時 東京芸術劇場
辻井くんは、秋にアシュケナージ指揮オーケストラアンサンブル金沢と全国ツアー。ほとんど完売のようですが。
そして前回のシルバーメダリスト、ソン・ヨルムさんは、佐村河内守の新作ピアノソナタで全国ツアーをすることが話題になっていますね。なんと、全国50公演が予定されているとか。ごじゅう!
仙台コンクールにやってきて、堅実~な雰囲気のホールを見渡すにつけ、改めて、クライバーンコンクールのはちゃめちゃなノリをなつかしく思い出します。どちらが良いとか悪いとかではなく、やっぱりコンクールによって雰囲気って違うよなぁ。そしていくら音楽に国境はないとはいっても、その国ごとで愛されやすい(ウケる、市場に求められる)演奏のタイプは違うよなぁ。
ある一定のレベル以上を越えたら、もう良い悪いの問題ではなく、その音楽が自分にとって共感できるか否かの世界だよね(だから私は、ある演奏の素敵ポイントを伝えるだけでなく、ときに批判も人に発信する必要のある評論っていう仕事は、知識がなくてできないというのもそうなんだけど、考え方として自分にはできないなと思います。でも“聴衆ウケと審査員”の回でも書いたけど、確かに自分がまっったくいいと思わない演奏がもてはやされていたら、なんだよーと思ってその演奏はできるだけ応援しないかも。我ながら、心が狭いね)。
入賞もしていないし来日の予定もない人で、多くの人が生で聴きたいと思っているピアニストのコンサートが実現できるシステムがあったらいいのにね。聴衆賞のシステムのように、たとえば生で聴きたいピアニストに一口いくらかの入金をして、コンサート開催できる金額をクリアしたら呼ぶ。で、集まらなかったら全員に返金、みたいな。まぁ、ビジネスの観点から見れば積極性に欠けるし非現実的だよなぁ。リスクなきところに大きな成功はないもんね。
ところで帰国後、ブログかFBかツイッターの現地レポートを見たらしい母から、「あの優勝したホロなんとかって人の“猫パンチ”ってどんななの? お母さん見たい!」と言われました。これだけいろいろ書いてるのに、ヒットしたのそこかい…。いや、つまり自分がそんなことぐらいしか心に残るものを書いていないということであろう。日々、反省のチャンスはどこにでも転がっているのである。
あと、クライバーンの会場で気になったグッズ。
ゴルフボール。
ベルト。
おすすめコーディネート(1)。
おすすめコーディネート(2)。
北海道?
いいえ違います。テキサスです。
ペーパー・ウエイトらしい。こんなのがカウンターの紙の上においてあったら、確実になんかの革製品の部品がもげて落っこちてるんだろうと思うよね。