6月中旬から7月初旬にかけて、
東京は、目黒区の小学校で
鑑賞授業に、コンサートと歌唱指導しに、
学校との窓口のオーガナイザーである
音楽の花束のピアノの京子さん、
ソプラノのかおりさん、バス・バリトンの
わたくしと3校で実施してきました♪
最後の鑑賞授業は、目黒区のK小学校。
今回は、また小学2年生対象。
朝の4時に起きまちた(笑)
各学校カラーが違って面白い♪
そして、若い小学校の音楽の先生、
素敵な人が多い気がする。
やなせたかしさんの詩で、
木下牧子さん作曲のロマンチストの豚 。
前回の小学校では、アドリブで
豚の鳴き真似のセッションが自然に起こり、
今回は釘付けで聴いていて、
なんとも言えぬニコニコした表情で、
僕も感情や音楽性をより
引き出してもらった気が♪
オペラは、ソプラノのかおりさんが
プッチーニのオペラ ジャンニ・スキッキから
私のお父さん♪僕は、ベッリーニの
オペラ夢遊病の女から、
この土地に見覚えがあるを。
子供達の感想が
「イタリア語は分からないけど」
と前置きして、〜を感じた、
〜と分かった、〜の様に思えた、
声の事など素晴しい感性♪
だから、今回の都知事選も
候補者皆が教育が大切と言いながら、
教員を増やそうという話も無い。
非正規雇用の先生らが
正規雇用の先生と同じぐらい
働いても1ヶ月生活できる給料を
もらえてなかったり、
外部の人間が学校に関わっても
東京都や区市町村、教育委員会、学校と
そこに投資しなかったり。
部活の負担を減らす為に、
外部の指導者を雇ったり、
そういう提案も無い。
それで、教育が大切と言って
都知事が変わっただけで
教育現場の環境が変わるはずもない。
たいして、家庭教育やしつけを
親もせず、学校や先生の責任にしていたら、
先生のなり手もいなければ、
真っ当にやればやるほど
辞めざるを得なくなる訳で。
外部から教育に関わる私達も
この笑顔以上の大変さや苦労が
ある事を知って欲しいものです。
ただ、私達は、子供達の笑顔や
反応で良しとしているだけで、
扱いには色々疑問だらけです。
もっと日本の音楽家の地位を
高めていきたいものです。