オペラ・サロン「トナカイ」の会長の

メモリアル・コンサートが7月27日(木)に、
豊洲シビックセンターホールで、

開演19:00 開場18:30
【チケット】

プレミア席¥5,000(8席限定)

自由席  ¥4,000

で開催されます!

オペラ・サロン「トナカイ」の前は、
オペレッタ・サロン「トナカイ」として1991年に秋葉原で
30席ほどのキャパでやれれていたいみたいですが、
1993年に、100席を超える神田・岩本町でトナカイが
オープンした様です。

私は、オーディションで合格し
大学を卒業した年の1999年12月に、
デビューしました!
本格的なステージに、スタインウエィのグランドピアノ、

大理石のカウンターにVIP席と、
私が出演していた頃も、海部首相、羽田首相や

さまざまな国会議員や中村屋などの歌舞伎役者も
聴きに来ていました。
イタリアンを食べながらオペラアリアや
声楽作品を聴けて、平日に1日3ステージあり、
駆け出しの頃は、私が唯一ソロを歌える
場所でした。

この豪華出演者を見てもらっても分かる様に、
トナカイは、当時、日本の声楽の登竜門として、
テレビ、新聞、雑誌に大きく取り上げられて、
クラシック界のブルーノート東京みたいな♪
ソプラノ歌手の森麻季さん、紅白に出場した
鈴木慶江ちゃんやも出演していたし、
今、クラシックの歌手でNHKなどのコンサートに
出演している人でトナカイ出身者は多いです。

私にとって、会長に2003年にイギリスの
グラインドボーン音楽祭に、招待してもらった事が
忘れられません。この年は、私、ソプラノ歌手の
渡邊史ちゃん、メゾ・ソプラノ歌手の瀬戸裕子さんと
3泊4日過ごしました。
会長が2010年に旅立ち、2012年に店舗は閉店しても
間借りしながら、トナカイ主催の若手中止の
コンサートが続いているのが素晴らしく思います。

そんな会長を偲ぶコンサートで
私も1曲歌います♪

ベッリーに作曲のオペラ
「夢遊病の女」よりロドルフォ侯爵のアリア
’この土地に見覚えがある!’
という歌を歌います!
ベッリーニは、イタリアのシチリア島に
生まれています。私が育った四国と同じで
海鮮も豊かで、ここはアラブやアフリカの
影響を受けているのでイタリアは、イタリアでも
面白いと思います。35歳の若さで亡くなって
いますが。

 日本人って外国の異文化の食文化は

すっと受け入れてピッツァやスパゲッティー
食べてる割にクラシックは硬く感じてしまうというかね(笑)

全然見てもらえてない回の
わたくしのYoutubeですが、
シチリアの郷土パスタの1つpasta con le sarde

と言ってイワシのパスタです。
日本だとボラのカラスミですが、
イタリアのカラスミはマグロです。
そして、イタリア料理にもクスクス料理が
シチリアにはあるのです。アラブやアフリカと

接点が合っただけに、異文化の交流点て
凄いですね。移民が多いフランスの

フレンチぐらいと思ってましたが、
イタリアンにもクスクス料理があると知った
時はびっくりでした。
こういう視点が多様性の理解が深まると
思うけどね。

13年前に広島交響楽団と共演した時の映像が、
今回歌うアリアです。この時より深みのある声になって
きたと思います。日本人の先生に学ぶと、深い声を作った
声で、こもった声のバリトンやバスバリトン、バスが多いですが、
ヨーロッパでは、声が自然に熟すのを待ちながら、
声を作っていくのでね。

このアリアは、久しぶりに故郷に戻って来て、
小川があり、水車があり、農場がありと
景色を懐かしみながら、私はここで青春時代を
過ごしたが、あの日々はもう戻らないと歌うアリアです。
私は、小学生の頃にイギリスで過ごし、
16年振りにかつて住んでいた町に行き、
通っていた小学校を見た時に、ロドルフォ侯爵の

この気持ちが25歳の時に分かった気がしました(笑)
音楽の役の感情の引き出し方は、日々の中にあるのです。
この事も、秋に私が著書の電子書籍の中でも
触れています♪

今回、私が最年少歌手ぐらい
先輩歌手ばかりですので、
なかなかこれだけ素敵な歌手が一同かいした
コンサートも無いので是非、ご来場下さい♪
TAKESHI MUSICでもチケット取り扱って
います。⇩⇩⇩
TAKESHI MUSIC: takeshi.music@hotmail.co.jp