〈あらすじ〉
琴音ちゃんが狂気
修一くんは激おこぷんぷん丸









修「どこの誰だか知らないが……あれだけのことしておいて無事に帰れるとは……思ってねぇよな?」

琴音をその鋭い目で睨みつけ、スペルカードを強く握りながらそう問いかける

すると琴音は、そんな修一を目の前に、再び笑い出す

琴「ハハ……それが君の最期の言葉……ちゃんと聞いてあげたからね?だから……安心して死ねェッ!!!」

修「……!」

その一瞬の気迫に、修一が一瞬うろたえる。その隙に琴音は一気に距離をつめ、その弦を修一の首めがけて振りかざす

琴「ぅらッ!!」









さ「香奈さん、足はもう、大丈夫ですか?」

地底と地上をつなぐ間欠泉の手前にある橋の上で、さとりが香奈に語りかける

香「えぇ、大丈夫……みたいです……」

さ「大丈夫みたい?……なるほど、それで動揺してるんですね」

香「また読まれましたか……はい、どうやら私は、修一さんの蓬莱人の特性を少し引き継いでいるみたいです」

香奈の足はすでに回復していた。治ったのは、地霊殿を出てしばらくしたあたりだった

さ「でも、少しなんですか」

香「はい、だからこう、傷の治りが遅いんだと思います。修一さんなら、数秒で治る怪我も、私の場合は数分かかってしまっていたので……きっと、傷をすぐに治すという効果しかないのだと思います。腕とか切られてしまっては、治らないかと」

なるほど……とさとりは頷く

香「……さて、そんなこんなで着きましたね。ここがきっと、修一さんの能力圏外……」

香奈とさとり以外の4人が、それを聞いたと同時に地面に降りて座り込む

さ「……ですが、やっぱり不安です」

さとりが、地霊殿の方を向きながらつぶやく

香「何がですか?」

さ「修一さん一人で……大丈夫なんですかね」

香「大丈夫です」

さ「……何を根拠に」

香「それは、修一さんは強い。ただそれだけです」









修「ん?その程度か?」

琴「な……なんで切れないの……!」

琴音の弦は、間違いなく修一の首に当たっていた。が、切れる気配は全くない

修「さて、なんでかなぁ」

琴「クソったれが……!!!」

飛び退いて修一との距離を取り直す琴音。呼吸はすでに落ち着いてはいなかった。修一は、首の骨を鳴らしながら、持っていたスペルカードを琴音に向ける

修「お前の最期の言葉を聞いてやる」

琴「……ッざけんな!!!」

そう言うと一気に走りこんで距離をつめる琴音

修「……常識」

琴「うらぁぁぁああッッッ!!!!」

修「コラップス!!!









〈あとがき〉
夜寝れなかったので書いてたら、眠くなる前に書き終えました(ぇ
しかも1時間半ちょっとで(ぇ
なので少しクオリティに問題があったかもしれません。申し訳ありません。
さて香奈ちゃん。なんと蓬莱人(笑)になっていました。怪我をしてもすぐに治る。便利だね!
琴音ちゃんと修一くんの戦闘は、次回にじっくりと書いていこうと思います。さぁ駄作にならないか心配ですね……頑張ります!では、今回はこの辺で

次回も、お楽しみに