〈あらすじ〉
霊夢といれば修一に会えるんだね!











紗「それにしても…夜籟の能力ってほんっと便利よね~」

夜籟と紗恵は、修一の家から博麗神社まで向かっていた

夜「その分、使用制限があるけどな」

紗「…で、私の直感なんだけどさ」

琴音の家を横切る時、紗恵が立ち止まる

紗「…戦うことになるの?やっぱり」

夜「そうだな…やっぱり異変ってだけあって、少しは戦うことになるかもな」

紗「…わかったわ。でもまぁ、戦うことになっても全然対応出来ると思うけど」

夜「だな…?」

紗「どうかした?」

何かを気にするかのように周りを見渡し始める夜籟

夜「いや…誰かに見られていたような気がしてさ…」

紗「何言ってんのよ。見られてるから何?ほら、早く行くわよ」

夜籟の手を掴んで、そのまま飛び立つ紗恵と夜籟

夜「あ、ちょ…んー…」



琴「異変…か。どうせ暇だし、私も紗恵さん達に着いて行くか…」

2階の部屋のカーテンの隙間から顔を覗かせていた琴音は、カーテンから離れ、楽譜をしまっている机の引き出しの中からスペルカードを取り出し、そう呟いた

~少年・少女移動中~

霊「で、ここに来たと」

紗・夜「そういうこと」

霊「別に来てもいいけど…足手まといにはならないでよね」

紗「何言ってるのよ。私たちの実力を甘く見ないで欲しいわ。まぁ…確かに霊夢には負けるだろうけど…」

夜「にしても、立派な温泉だな」

霊「でしょ?でも怨霊も一緒に出て来てるのが気になるのよね」

怨霊…へぇ…え、それやばくない?

霊「全く…出るなら温泉だけにしてほしいわよ」

夜「確かにな…あ、でも間欠泉を下って行けばなにかわかるかもな」

紗「確かにそうね~…」

霊「ねぇ、なんでそんなに私を巻き込ませたい訳?行くなら2人で行って来なさい」

夜「う…正論言いやがって…」

紗「全く、こんなだらしない巫女だったとはねー。そりゃ信仰もお賽銭も集まらないわ」

霊「あーもう!行けばいいんでしょ行けば?!!」

机を両手で叩き、立ち上がる霊夢を見ながら、紗恵と夜籟は笑う

紗「決まりね」

夜「よし、行きますか」

紗恵と夜籟も、ゆっくりと立ち上がり、居間を後にする。取り残された霊夢は、「めんどくさい」とだけ思いながら、居間を後にした

~少年・少女移動中~

紗・夜「なんじゃここ」

紗恵と夜籟は、例の穴から下に下っていった

霊「…」

霊夢が妖精に対して無双モードなのはわかったから、距離をとってます。はい。

夜「にしても深いな」

紗「本当それよ…あと蒸し暑い」

夜「あ、それ思った」

紗「まぁ間欠泉ってだけあるわね」

なんて会話をしていると、上の方からの気配を感じれなくなる訳で…

「えいっ!」

妖精が夜籟に、攻撃を仕掛ける

夜籟は全く気付いていない

夜「まぁ、今回は修一に用があるから、あいつに会えればそれdぶふぉあッ?!!」

妖精の放った弾は、見事、夜籟の腹部に命中した。命中させられた本人は、飛べなくなってしまうのではないか。という不安に押し殺されそうになっていた(まだ未熟なので)

紗「夜籟ッ?!」

ガシッ

紗「ふぇ?!」

夜籟が、遠のく意識の中で、紗恵の足首をしっかりと掴んだ

紗「ちょ!やめて!重い…落ち…る!!!!」

最初の数秒は耐えることができたが、後半になればなるほど、落下速度は増していき…

紗「きゃあああああッ?!!」

夜「…」

霊「何してんの?!」

霊夢に、彼らを止めることはできなかった

~少年・少女落下中~

しばらく落ちている間に、地面が見えてきた。それまで助かる策を、考えてはいたが、全て没。結果的に、落ちるのを待つ他なかった。

紗「っ…これなら…!!!!」

何を思いついたのか、紗恵が突然、息を深く吸う

紗「衝撃吸収物質!!!!

ドボァァッ!!

夜「うぶぉっ…」

紗(ふう…助かった…)

紗恵はとっさに、クッションに姿を変え、地面に激突するという最悪の事態はまぬがれた

紗(それより…この能力は、姿を変える対象物がはっきりしてなくても、変身できるみたいね…便利じゃない)

霊「もう、あんた達速すぎよ」

夜「そりゃ落ちてたんだからな…紗恵、助かった…」

紗(どういたしまして…っと)

ボンッと、クッションが消えて煙が充満する。その煙を吸ってむせていると、その中から紗恵が姿を現した

紗「じゃ、先に進むわよ」

霊「ケホッ…言われなくてもそうするわよ」











〈あとがき〉
ほんとごめんなさい土下座しても足りない程待たせてしまいましたほんと申し訳ありません(吹奏楽部って忙しいですね…
とりあえず1話完成させました
そしてこのクオリティ
酷いですね、あまりにも
次回も書けたら良いんですがね…

とりあえず、次回もお楽しみに…(何ヶ月後になるのかな…