〈あらすじ〉
リバースからギリギリ逃れられた











修「あ…えーとですね…」

暁 修一です。と言おうとすると

?「暁 修一さんですね?こちらの女性はは…」

香「えーと、蜜z(ry」

?「蜜坂 香奈さんですね」

修「…?さっきから気になるんですけど…」

?「あ、どうして俺たちが言う前にあなたが言うんだ?って事ですね?」

修「はい。なんでですか?」

さっきからものすごく気になる

さ「あ、申し遅れました。私の名前は、古明地 さとりといいます。以後、お見知り置きを」

修「さとりさん…で…そんなさとりさんが、なぜ僕たちの発言をフライングできるんですか?」

あ…まさか、少し先の未来を予知するとか?夜籟じゃないんだから…

さ「少し先の未来を予知するとかじゃないですけど…ここに目がありますよね?」

目?あぁ、この紐みたいなやつに繋がってるアクセサリー?アクセサリーの割にでかいよな

さ「…でかくてすいませんね」

修「え?」

さ「まあいいです…この第三の眼は、相手の心を読めるんです」

修「…」

香「…」

無心になれ、そう無心に…考えるな。結構怖いぞ。パルスィの言っていたことって、このことか…あ、考えてしまった…あーよせ、あんなことやそんなことを考えたら俺もう死にたくなる

さ「無心になるなんて、簡単にはできませんよ。あと、貴方もそれなりの年頃ですから、あんなことやそんなことを考えてようが、私は気にしませんよ?」

修「…はい」

…心を読むっていうと…過去の事とかも見えるんだろうか?

さ「過去の事は残念ながら読めません。あなた達にとっては嬉しいでしょうけど」

香「過去のことは読めないんですか~。なら、基本何を読むことができるんですか?」

さ「そうですね…その時の心に思っていることだけを読めるんです。満足していただけたようでよかったです。喉が渇いているのですね。好みは熱めのお茶ですか。わかりました、お持ちいたします」

そういうとさとりは、奥の台所へと向かった

修「んー…何も言わなくても会話が進むって、不思議だな」

香「そうですねぇ…」

「にゃー」

なんて思っていると、香奈の膝下に猫がやってくる

香「あ、可愛い♪」

修「白猫か。猫も結構好きなんだよな」

まあ犬の方が好きだけど

香「よしよし~♪」

「にゃあ~…」

修「お、もう懐いたのか?」

さ「お茶持って来ましたよ~…あれ、私のペットが…」

修「可愛いですね、この猫」

さ「やっぱりそう思います?…あら、この子、香奈さんの事が好きみたいですね」

香「そうなの?可愛い~!」

「んにゃあぁ~♪」

懐くの早いな…異常だろ

さ「確かに異常ですね…」

でもこんな調子じゃ、ここは怨霊の元凶ではなさそうだな…

さ「怨霊?…嫌な予感」

なにか思い立ったのか、さとりはそそくさと廊下へと向かう

何か、心当たりがありそうだな…

修「…着いて行っていい?」

さ「無理と言っても、着いてくるのは分かってますよ。来てください」

修「ありがとう」





〈あとがき〉
受験終わりました!
今日からは何もない限り更新できます!
最近よく体調を崩しているので、みなさんも体調管理しっかりしてくださいね?
さて、今回はさとりさんに出会いました。
怨霊というワードに心当たりがあるそうですね。
前回出会った、名前のわからない人の正体は、さとりでした
地霊殿で残るキャラはあと3人…いや、4人?まあいっか(ぉ

ということで、次回もお楽しみに