only they class 3 of legend -4ページ目

only they class 3 of legend

伝説のクラスを小説にしました。

暫く、前回の小説が途中で止まっていたのでそれの続きを書きます!




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前田「渡辺、大丈夫なのかな・・・」

佐野「まぁ、大丈夫だと思うけど・・・」



その時、放送が入った――


森「えー福島で最大震度7の地震がありました。生徒の皆さんは速やかに準備をして下校してください。」



修太「震度7!?」

恭介「震度7って一番でかいじゃん!!」



前田「あ、睦希!」

睦希は渡辺を保健室に送り届けた後、教室へ戻ってきたのである。



睦希「一応、大事に至らなかったみたいだけど、先生の車で帰るって。」

修太「そっかー、睦希半端なかったよなーあの助け方。」

前田「さすがバスケ部っていう助け方だった。」



顎内「では、急いで下校してください。途中何かあったら危険なのでかならず集団で帰るように!」







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翌日―――



修太「おはよ~皆ヤバくね?」

前田「被害だろ?半端ない。」

睦希「ああ、あれはやべぇな・・・」



そこに先生が現れた――



顎内「実は、皆さんに残念なお知らせがあります。」


重雅「なんだろ?」


顎内「3月に予定されていたデイキャンプは東日本大震災により中止になりました。」



前田「・・・え?」

修太「そ、そんな・・・」


この事件で一番怒ったのはやはり睦希だった――


睦希「ふざけんな!」


ドンッ!!

机を強くたたいた睦希は立ち上がった。


睦希「皆・・・ここまで頑張ってきたのに・・・こんな出来事で中止かよ!?」

顎内「残念ですが、これは学校で決まったことです。」


睦希「クソッ!!」

睦希は机を蹴ると、教室から出て行ってしまった――


顎内「睦希君!?」

修太「睦希!?朝学活中だよ!?」

前田「馬鹿!!いまはそんなこと関係ねぇよ!!」

佐野「この馬鹿修太!!」


修太「・・・・ごめんなさい。」


前田と佐野は追いかけて行った――



重雅「俺も行く!」(やばい。今の俺カッコいい!!)

と、かっこ良く教室を出ようとした重だったがあっけなく先生につかまるのであった――――